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2手メイトを解いてみよう

Twitterで話題になった2手メイトを解いてみましょう!

まずはじっくり考えてみてください。

この問題は白番です。

 

2手メイトは白→黒→白でチェックメイト。

 

 

 

 

 

ヒント

どんな手を使ってでもキングを狭いところにおびき寄せるか、逃げ道を塞ぎましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

解説と解答

それではまず盤面の状況を整理しましょう。

 

①黒キングが移動すればポーンがプロモーションしてクイーンになれる。

②自然な1.Rh8+ Kf7 2.g8Q+ ではKe7と逃げることができ、2手でメイトできない。

 

 

③仮に白キングがf3にいれば、1.Rf4! Kh7 2.g8Q#  黒キングはh7の地点でメイトになります。

 

 

②ではe7の地点を塞ぐことができれば2手メイトできる。

③ではh7の地点に黒キングをおびき寄せれば2手メイトできる。

 

e7とh7のマスが鍵を握りそうですね。

②③を同時に達成する手を考えると・・・?

 

1.Rh7!

ルークをタダで取られる場所に動かす反直感的な手。

しかし、この手でしか2手でメイトできません!

 

ポーンをプロモーションしたときにe7のマスを塞いでいて、取られてもメイトできる一石二鳥の手です。

 

答えは2通り。

1.Rh7 Kxh7 2.g8Q#

 

1.Rh7 Kf7 2.g8Q# クイーンとルークのダブルチェックメイト!!

 

こういった問題は反直感的な手が多いですが、一つ一つ争点になりそうなマスを整理していくと答えに近づきます。

思い返してみると白キングの配置も絶妙に邪魔だったことに気づかされます。

これからもタクティクスやプロブレムなどの解説をしていきますので参考になれば幸いです。